黄金律
イエス・キリスト
「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」(『マタイによる福音書』7章12節)
孔子
「己の欲せざるところ、他に施すことなかれ」(『論語』巻第八衛霊公第十五 二十四)
ユダヤ教
「あなたにとって好ましくないことをあなたの隣人に対してするな。」(ダビデの末裔を称したファリサイ派のラビ、ヒルレルの言葉)、「自分が嫌なことは、ほかのだれにもしてはならない」(『トビト記』4章15節)
ヒンドゥー教
「人が他人からしてもらいたくないと思ういかなることも他人にしてはいけない」(『マハーバーラタ』5:15:17)
イスラム教
「自分が人から危害を受けたくなければ、誰にも危害を加えないことである。」(ムハンマドの遺言)
多文化主義の批判的検討というのをネットで拾って読んだ。自己の狭い共同性に閉じこもらず、慈愛の心で上位共同性に開いていきましょうという主張であった。結局は、類的な存在として地球市民として生きようよということ。それをもっともらしくこねくりまわして論議しているだけでした。
上の動画を見てわかるように、一つの文化が他人の文化に入り込んで主張していますよね。正しさなど小さな共同性であれ、大きな共同性であれ結局は主観なのであり、考え方は色々あるというのが多文化主義ではないのか?どうみても、この人物は自己の主観を普遍化したいのだろうが、それが文化侵略であるとは全く考えていないようだ。結局はイルカを食わなくなるまでやるつもりなのだろうが、この白人は自分の傲慢さがわかるのはあの世へ送られてからかもしれませんね。
片手で小さな文化を守るというアイヌ民族主義がある、そしてもう片方に日本文化を破壊するという地球市民主義がある。多文化主義は文化を守るのか文化を破壊するのか皆目わからない。結局はご都合主義。私は、棲み分け論者なので一定の民俗や民族文化は棲み分けて共存するということを認める立場です。人は家族、地域、民族から引き離されずに生きていくほうが幸せであるという考えですね。私は鯨も食べるし、イルカも食べてみたい。「いただきます」と大きな声で感謝して。もうひとつ、聖書には偽善を戒める言葉があるよね?



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